孤独の鍋焼きグルメ　ラクレットチーズ編

 

〜絶滅したニホンカワウソのお友達を探す旅をしている

須崎市マスコットキャラクターしんじょう君と

新荘川の妖精さきちゃん

今日は「鍋焼き」について熱く語っているようです～

 

 

しんじょう君「いっぱんてきには鍋焼きといえばみんなうどんをおもいうかべるじゃない？」

さきちゃん「まあだいたいそうだよね」

 

 

しんじょう君「しんじょう君、もっと鍋焼きの世界は だれにもじゃまされず、自由で。。。。

なんていうか、”救われてなきゃあダメ”だとおもうよー☆ 独りで静かで豊かで。。☆」

さきちゃん「言われてみればそうかもしれない……

『鍋で焼くもの』ってうどん以外に思いつかないところが鍋焼きの世界を狭くしているかもしれないね…」

 

 

 

 

 

 

しんじょう君「そだよー☆『ラーメンを鍋で焼いたものが名物』っていう須崎は、

いわば鍋焼き界のパイオニアだよー！」

 

 

 

 

 

 

さきちゃん「そうだね、もっと鍋でいろんなものを焼いたら、

新しいおいしい料理ができあがるかもしれないね」

 

 

 

 

 

 

突如現れた外国人男性

「Hey les Amis,Parlez-vous de Nabe Yaki ?」

 

 

 

しんじょう君・さきちゃん「えっ！！！？」

 

 

 

 

 

 

 

突如現れた外国人男性

「Je suis d’accord avec vous pour explorer differentes plats de Nabe Yaki!
J’ai un restaurant près d’ici et j’ai récemment ajouté un nouveau plat Nabe Yaki.
Il est vraiment bon, alors venez le goûter !」

 

 

 

突如現れた外国人男性

「Par ici, par ici ! Allez, suivez-moi !」

 

 

 

 

 

 

 

しんじょう君「え。。☆これどこに行くのー！？」

さきちゃん「ちょっとちょっと！！」

 

 

 

 

 

突如現れた外国人男性

「Ta-da ! Voici ma boutique ! C’est jolie pas vrai ? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しんじょう君「え！すごいすてきなお店！」

 

 

 

 

 

 

奥さん「あっ！しんじょう君いらっしゃい！

あらあなた、どこへ行ってたのかと思えばお客さんを連れてきたのね！」

 

 

 

 

 

 

奥さん「うちは国産チーズのお店！店主のロリスと私が夫婦でやっているのよ！」

 

 

 

 

しんじょう君「さきちゃん！この冷蔵庫！！」

さきちゃん「どれどれ」

 

 

 

 

 

しんじょう君「みたことないチーズがたくさんあるねー☆」

 

 

 

 

 

さきちゃん「ブルーチーズに……チーズのオイル漬け、トマトが入ってるのもある！」

 

 

 

 

 

 

 

 

しんじょう君「くだものがいっぱいついたチーズもあるよー☆」

 

 

 

 

 

 

ロリスさん「Asseyez-les, asseyez-les !」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さきちゃん「チーズのメニューがたくさんだね！」

しんじょう君「どれもおいしそう☆」

 

 

 

 

 

 

しんじょう君「むむむっ！！！」

 

 

 

 

 

 

しんじょう君「鍋焼きだ！鍋焼きチーズハンバーグって書いてあるよ！」

 

 

 

 

さきちゃん「お鍋で焼いてる料理だね！しんじょう君これにしようよ！！」

しんじょう君「すみませーん！この鍋焼きチーズハンバーグ定食の。。。DXをくださーい！」

 

 

 

 

〜10分後〜

 

奥様「はい！お待たせしました！鍋焼きチーズハンバーグ定食DXです！」

 

 

奥様「鍋焼きの蓋を取りますよ…」

 

 

しんじょう君「おいしそー！」

 

 

 

 

 

奥様「DXはさらに、上からracletteをかけるんです！」

ロリスさん「Maintenant, mangez !」

 

しんじょう君「すごーい！」

さきちゃん「えー！これラクレットチーズ！？」

 

 

 

 

奥様「……………お客様、こちらへきてください。」

さきちゃん「私ですか？ここ？このへん？」

 

 

 

 

 

奥様「もうちょっとこのあたりに立って…」

 

 

 

 

 

奥様「fromage à raclette！」

さきちゃん「があああああああああああああああああああああああ！」

 

 

 

 

 

奥様「は、すみません私ったら、Racletteを正しく発音できていない人を見るとつい…」

 

さきちゃん「う、腕があああああああああああああああ！！！！！！！！」

 

 

 

 

 

 

ロリスさん「Ma chérie, ne fait pas de l’aïkido sur nos clients!」

奥様「ごめんなさいあなた……昔の癖が………」

さきちゃん「あががががが……」

 

 

 

しんじょう君「ラクレットチーズ、すごくおいしいよー☆」

 

奥様（腕ガシッ）

 

 

 

奥様「fromage à raclette！」

 

さきちゃん「があああああああああああああああああああああああ！」

 

 

 

 

 

 

奥様「はっ！またごめんなさい、わたしったら…」

 

さきちゃん「まず！技をかけるのをやめてください！！！

それに私さっきの言ってないし！！！！！！」

 

 

 

 

ロリスさん

 

 

 

 

しんじょう君「（あっ、この人ふつうに日本語しゃべれたんだ☆）」

 

 

 

 

 

 

 

と！

 

いうことで！

 

須崎にある国産チーズのお店

「fromagerie YAMASAKI（フロマジュリーヤマサキ）」さんに行ってきました！！！

 

 

 

このお店は、スイス人店主のロリス・トリンベールさんと、須崎出身の奥さん山崎文加さんが営んでいます。

ただのチーズ専門店ではなく、国産チーズにこだわった専門店です！

このご夫婦はもともとスイスで結婚し、暮らしていたのですが「2人でお店を出したい」という思いがあり、

帰国を期に須崎でお店をオープンする決意をしました！

 

何のお店にするか沢山悩んだ末に

「ご主人の地元・スイスの郷土料理であるチーズにしよう」

「せっかく奥さんの地元・日本に帰るのだから、国産のものを取り扱うことにしよう！」

「日本産のチーズをスイス式で食べてもらおう！」と、

2人の文化を掛け合わせた国産チーズのお店に決定したそうです。

 

店主のロリスさんの地元郷土料理であるラクレットチーズを使った「ラクレットランチ」や、

「鍋焼きチーズハンバーグ定食」

今回登場した「鍋焼きチーズハンバーグDX（ラクレットが上からかかります）」など、

とってもおいしいチーズを使ったお料理が楽しめます！

食事をしないでチーズの購入のみもできます！

 

 

※奥様の山崎文加さんは、合気道で世界1位になったことがある超すごい人です！

※ロリスさんは日本語が上手で、スイスではフランス語で話していたそうです。

（スイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語です。）

※奥様にとつぜん合気道をかけられることはありません念のため。

 

 

ぜひ来てね！！！！！！！！

 

 

 

〜須崎は今日も平和です〜