いい人に来てほしいな
2016.03.12
~ここは高知県須崎市
昔は港町で栄えていましたが
最近は人口も衰退の一途
そんな中、新しい人材を求めているようです~

「うーん・・・・・・・。」

係長「課長・・。なかなかいい人いないですね・・。」

課長「そうだな。最近の若い子はみんな東京にいってしまうし
なかなか優秀な人材は・・・ん?」

課長「この子とか良さそうじゃないか!!」

係長「ん・・・いや・・
でも・・・
この子多分・・・


人間じゃ無いですよ。」

課長「何を言っているんだ!!!
町おこしでも何でも
これからは個性が必要なんだよ!!!」

課長「何でもかんでも横並びで
他と同じことやってても
どうにもならないんだぞ!」

課長「それに、見てみろ係長!」

課長「このキリッとした眉毛!
きっとハキハキした子に違いない!
この際人間かどうかなんて
人間かどうかなんて!!

関係ないぞ!!!」

係長「(いや、あるでしょ。)」
ガラガラガラ・・・・・

?「こんにちは。。。面接にきたしんじょう君です。。。☆」
課長「おー。きたきた。どうぞ!」

課長&係長「(えっ?)」

係長「あの、しんじょう君さん?
で、いいんですかね?
その
失礼かもしれませんが
お写真と

だいぶ雰囲気が違う気が・・・。」

しんじょう君「はい。。。☆」

係長「あ、まあいいです。それでは面接を始めます。
趣味は、筋トレとありますが・・・
具体的にはどのような内容なのでしょうか?」

しんじょう君「趣味が筋トレというのは。。。。。

嘘です。。。☆」

課長「え!!
なんで嘘つくんですか?」
しんじょう君「それは。。。。
そのほうが。。。。

受かりやすいとおもったからです。。。☆」

係長「(あっ。そこ正直に答えちゃうんだ。)」
~突然面接にあらわれた気弱そうなしんじょう君
果たしてどうなるんでしょうか~
